建築家・泉幸甫(いずみこうすけ)が設計した「アパートメント傳」の一室。壁面に設けられた円筒が外の自然光を室内へ引き込み、天気や時刻によって表情を変える。
BGMはかかっていない。屋根が高く、茶器の触れ合う音や隣席の笑い声がほのかに反響する。その静けさを目当てに、一人で読書をする客も多い。
ケーキはショーケースから自分で選ぶ。シフォンケーキ、いちごショート、プチシュークリームなど甘さ控えめのラインナップ。飲み物と組み合わせてカフェスペースへ運ばれてくる。
レビューには「27年ほど営業している」との記述がある。住宅街の奥まった立地でありながら、午後3時を過ぎると満席近くになる日もある。